こんな勉強法はNG!中学生の勉強効率を上げる5つの方法!

こんにちはyukioです。

中学生(高校生も)はほとんどの人が部活動なり習い事なりしていて普段はとても忙しいんじゃないかと思います。

中学生が日々の学習をしていく中で、どうやって勉強時間を確保するかはとても深刻な問題です。僕のところに相談に来られるかたも、普段は部活動が忙しくて勉強時間が十分にとれない、という悩みを抱えているかたは多いです。

残念ながら時間は有限、どう頑張っても1日の時間を1時間伸ばしたりすることはできません。そうなると重要なのは、どうやって勉強の効率を上げるか、ということになります。

今回は中学生の方向けに、勉強の効率を上げるためにやって欲しいこと、こんなやりかたは絶対にNG、という方法をそれぞれご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。


1. ごちゃごちゃした勉強机はNG!勉強机は常に整理整頓しておこう




はい、いきなり勉強法じゃなくてすみません。ですが、勉強の効率を上げるためには重要なことです。

これは特に男の子に多いように思いますが、勉強机の上に参考書が散乱していたり、机の引き出しの中身がぐちゃぐちゃになっていたり、いつやったか分からないプリントが山になっていたり、そんなことってありませんか。これは効率的な勉強をする上では絶対にNGです。

一番困るのは、よし、今日はこれを勉強しようと思っても、そのテキストなりプリントなりを探すのに時間をとられて、全く勉強が進まないことです。毎日1時間半とれてやっとの勉強時間を探しものに数分使うのってかなりの無駄です。

いらないものはなるべく捨てて、机の上や引き出しの中がすっきりした状態で勉強に臨むことが重要です。時間短縮はもちろんですが、他のものに気がとられることも減りますので、勉強中の集中力アップにもつながります。

また、漫画やゲーム機、テレビなど、勉強意外の誘惑はたくさんあります。そういったものも勉強中に目に入らないところに置くなどして、より勉強に集中できる環境を作っていきましょう。


2. ケータイ・スマホは近くにあるだけでもNG!勉強中は必ず電源を切ろう




スマートフォンって色々なアプリがあって触ってて楽しいですよね。僕もスマホがあれば他に何もなくても余裕で1日過ごすことができます。

だからこそ、勉強時間にケータイ・スマホの操作をすることは絶対にNGです。僕のところに相談をしに来たかたも、スマホのラインの通知が延々と流れてくるので、家で勉強ができないとのことでした。

試しに一度スマホを持って来てもらうと、びっくり。本当にひっきりなしにラインの通知が来まくっていました。おそらく色々なグループに所属していると、その数だけメッセージの通知が来るんでしょうね。思わず、「よし、電源を切ろうか」と言ってしまいました。

このような状況の中学生って多いと思います。自分では触る気がなくても、相手からのメッセージが来ていると、返信しないと悪いなぁ、と思ってついついスマホを手にとってしまうんです。こんな状態では集中して勉強はできませんので、必ず電源を切って勉強するようにしましょう。

翌日学校で何で返信してくれなかったの?と聞かれた際には、親にスマホを取り上げられて返信できなかった、と言っておけば波風も立たずに済みます。


3. ノート作りに時間をかけるのはNG!覚える時間をきちんととろう




いざ勉強をしようとなったときに、教科書や授業で習った内容をノートにまとめる、という勉強法をしている中学生は多いと思います。ノートに考えをまとめてきちんと整理をする、というのは良いことですが、きれいに作ろうとするあまり、ノート作りに時間をかけすぎるのはよくありません。

特に女の子でノート作りが好きな子って多いように思います。ノートを可愛く見せるためにいろいろな色のマーカーやボールペンで塗り分けたり、シールやマスキングテープでデコったりと、やっているうちは楽しく、けっこう時間もかかるので、勉強をしたつもりになってしまいます。

ですが、残念ながら一度ノートにまとめたくらいで、その内容を全て覚えることはできません。何度も覚えては忘れてを繰り返して、ようやく記憶として定着します。ノートにまとめて満足するのではなく、しっかりとその内容を覚えるための時間を確保するようにしましょう。


4. ダラダラ勉強するのはNG!時間を計って素早く終わらせるようにしよう



家で勉強をするときって、どうしても学校や塾よりもリラックスした環境になりますよね。特別意識をしていなくても、ゆっくりペースになってしまいがちです。特に問題を解くペースが遅いとそれだけで勉強時間が伸び伸びになってしまい、効率が悪くなってしまいます。

自分一人で勉強をしているときこそ、時間を意識して取り組むようにしましょう。

オススメの方法としては、キッチンタイマーやストップウォッチを使い、あらかじめ決めた時間内に終わらせるようにすることです。このページをあと◯分で終わらせよう、と決めて、その時間内に終わらせるようにしていけば、短い時間でよりたくさんの内容の勉強が終わるようになり、勉強効率がグンと上がります。

はじめのうちは、時間内に終わらないこともあると思いますが、慣れてくると自分がこの勉強を終わらせるにはどれくらいかかるか、というのがだんだんと分かってきて、勉強時間の配分が分かるようになってきます。

また、問題を解くスピードも上がってきますので、テストでいつも時間が足りない、という人にはスピードアップの訓練としてもオススメです。


5. その場その場でやることを決めるのはNG!事前に学習計画を立てよう



みなさんは日々行き当たりばったりの勉強をしていませんか?今日やる内容をその日に決める、というのはあまり良い方法ではありません。勉強は長期的に続けることで結果がでるものがほとんどだからです。

そのため、場合によっては数ヶ月以上、短くても1週間くらいの間で、長期的にやる内容を決める必要があります。

例えば単語が苦手で、単語を覚えようと思っている人であれば、教科書のどのページからどのページまでの単語を覚える、ということをまず決めます。そしてその内容をいつまでに覚える、ということも決めておきましょう。そうすると1日あたりどれくらい覚えないといけないかがだいたい分かってきます。

あとはその単語を覚えるために1日にどれだけ覚える時間を取る、どのような方法で覚える、ということを決めていきます。これだけで英単語を勉強する計画ができました。

勉強の計画を管理するため、ノートやスケジュール帳などに記録を残していく、というのも良い方法かもしれませんね。

いずれにせよ、その日その日で勉強内容を決めることは、長期的視点で考えたときにちぐはぐな勉強内容になっていて結果として効率が悪かった、ということがあり得ます。きちんとした計画を立てることが、成績アップへの近道なのです。


まとめ:勉強の効率アップは自分の学習習慣の見直しから


いかがだったでしょうか?自分の今の勉強法でNGに当てはまるものはいくつかありましたか?

中学生の勉強時間はなかなか増やすのが難しいと思います。また、時間だけをどんどん増やしていくのもあまり良いやり方ではありません。まずは自分の勉強の習慣を見直し、より効率的な勉強法に切り替えていくようにしましょう。