たった5分で分かった気になれる中1数学


こんにちはyukioです。
今回は当ブログ初めての数学に関する記事になります。数学の記事は以前から書きたいと思いながらも、ブログでお伝えするにはどういった内容が良いのか自分の中で色々試行錯誤していたところでもあります。

これは僕の考えですが、数学って究極的には、計算ミスを減らすための計算練習と、解法や公式を覚えることができればほとんどの問題が解けるようになると思うんです。よく数学はひらめきが必要ということを言う人がいますが、僕はその考えには反対です。数学のテストで普段90点以上取れているレベルの人が超難問に挑戦するときにはひらめきが重要かもしれませんが、普段数学30点の人がひらめきで難問が解けたなんて話は聞いたことがありません。

今回は解法を覚えるための手助けとして、中1数学の各単元と、学習のポイントを5分以内で理解できるように、簡単に説明していきたいと思います。細かい問題が解けるかどうかは置いておいて、全体を広く浅く見渡して、ここは知ってる、これは知らないと頭の中で分類分けができるようになれば、覚えることがぐっと楽になります。ぜひ、参考にしてみてください。


中1数学の各単元と重要ポイントの解説


正負の数

正負の数では小学生で習った数字にマイナス(-)という考え方が加わります。マイナスが入った四則計算(たし算、ひき算、かけ算、わり算の4種類の計算のこと)ができるようになりましょう。はじめのうちは、その数の符号がプラスなのか、マイナスなのかを常に意識しておきましょう。慣れれば自然と計算できるようになります。

また、絶対値という考え方も出てきます。絶対値は、数直線の0からの距離のことなので、分かりにくい場合は、数直線を書いて考えるようにしましょう。

正負の数は中学数学の計算の基礎の基礎です。ここと文字式の計算は何よりも先にマスターしておきましょう。


文字式

文字式ではxyなどの文字を使った計算が出てきます。x2つで2xになったり、x÷2=x/2 と表したりと、×や÷を省略する書き方にも慣れておきましょう。計算に関しては、この後の単元の方程式を解くために必須の知識のため、文字式、正負の数の計算は時間をかけて正しく計算できるようにしておきましょう。

正負の数と合わせて、文字式の計算は確実にできるようにしておきましょう。また、小学校の分数の計算が苦手な人は、いったん少し戻って、小学校の復習をした方が良いかもしれません。


方程式

中1数学のメインディッシュ、方程式です。前の単元の文字式の計算とは似ているようで少し違う部分があります。文字式の計算は文字同士の式を計算して整理された式を作ります。それに対して、方程式の計算は、方程式の中のxにあたる数を見つけることが目的です。

xを求めず簡単に整理するのが文字式の計算、xにあたる数を求めるのが方程式の計算です。ここをしっかりと押さえておきましょう。

  

比例・反比例

これから中学、高校と学習していくことになる関数の基礎となる単元です。中2で一次関数、中3ではxの二乗の関数、そして高校生で習う2次関数へと続きます。基本的に続きものなので、前の単元が理解できないとそのあとの単元の理解も厳しいです。

比例・反比例では、それぞれの比例定数の求めかたと、グラフの表し方をマスターしておきましょう。また、関数の基本ルール、xに数字を入れるとそれにともなってyの値が変化する、という考えかたも必須です。


平面図形

平面図形は実は小学校の図形の延長なので、小学校で学習したことを思い出すようにしましょう。難所はやはりおうぎ形の弧の長さと、面積の求め方です。今まで3.14で表されてきた円周率がπに置き換わり、文字式での計算が必要になってきています。


空間図形

体積、表面積の求め方は公式さえしっかり覚えれば難しくはありません。基本は平面図形の面積の求め方なので、三角形や台形などの面積の求め方を復習しておきましょう。

意外と苦手な子が多いのは直線と直線、直線と面、面と面の位置関係です。基本は平行、垂直、ねじれの関係の3種類しかありませんので、ペンやノートなど実際の立体物を使って位置関係をイメージできるようにしておきましょう。


資料の活用 


度数分布表とそれぞれの代表値の意味をしっかりとおさえておきましょう。この単元は計算自体はさほど難しくありません。ただし、この単元だけに出てくる専門用語のオンパレードで、混乱しがちなので、言葉の意味をきちんと覚えることが大切です。