たった5分で分かった気になれる中2数学



こんにちはyukioです。前回の記事に引き続き、中2数学の各単元のポイントを解説いたします。

数学は中2から一気にレベルが上がって難しくなってきますよね。各単元の特徴を頭に入れてから勉強をはじめてもらうといい感じだと思います。


中2数学の各単元と重要ポイントの解説


式の計算

中1で学習した文字式の計算の発展系です。文字式の時との大きな違いは一つの式の中に複数の文字を含む式を使うようになったことです。文字式の計算ができれば特に難なく進められる単元です。逆にこの単元でつまづくようであれば、中1の文字式、正負の数、小学校の各種計算の復習をした方が良いでしょう。


連立方程式

こちらは方程式の発展系。方程式がxなどの1つの文字の解を求める式だったのに対し、連立方程式はx,yといった2つ以上の文字の解を求める式です。連立方程式の一番の特徴は、式が2つ以上存在するということです。
方程式の時とは少し違った計算の仕方をしますが、計算のやりかた自体はそんなに難しくありません。方程式と同様に文章問題は難しいものが多いです。


一次関数

中1で学習した比例の発展系です。一次関数の式と、それから作りだされるグラフとの関係が何とも数学的です。一次関数の式からグラフを描く方法と、与えられた条件から一次関数の式を求める方法をまずは身に着けていきましょう。どの問題を解く場合でも、基本形であるy=axbから始めるくせをつけておくと良いです。一次関数は中2数学の中でも特に苦手な人が多い単元ですので、時間をかけてじっくり学習していきましょう。


図形の調べ方

対頂角、同位角、錯覚などを使った問題はパズルのような感覚で解ける問題です。この単元では、三角形の合同を証明できるようになることが最終目的となります。そのために上で挙げた角度の性質と、三角形の合同条件を正しく理解しておく必要があります。合同の証明は今まで学習してきた数学とはややかけ離れた問題で、はじめは難しく感じるかもしれませんが、証明の書き方のパターンさえ分かってしまえばそれほど難しくはありません。


図形の性質と証明

図形の調べ方の続編のような内容です。前章に引き続き通常の三角形以外(二等辺三角形、直角三角形、平行四辺形)の証明問題についても学習していきます。証明の基本的な解き方は変わりませんので、それぞれの図形の合同条件を覚えていきましょう。各図形の証明を通して、小学校では習わなかった図形の性質や定義についても細かく学習していきます。


確率

確率は僕たちの実生活の中でよく目にする数学の1つです。天気予報で明日の降水確率30%とか、ゲームでレアアイテムが出現する確率1%とか、みんな確率です。確率自体の求め方は、あることが起こる場合の数÷全体の場合の数、ととてもシンプルです。ただし、問題によっては場合の数を求めるのが大変な場合もありますので、状況に応じて、樹形図や、表などを使えるように練習しておく必要があります。